反省と発見
本日6月11日ですが、古い人だと日本初ノーベル文学賞の川端康成さん、今でいうとガッキーこと新垣結衣ちゃんやももクロのあーりんこと佐々木彩夏ちゃんの誕生日です。
なんだこいついきなりキモいなって思ったでしょ?
キモくてもいいんです。僕も今日誕生日なのですから。
さて、1番花が一通り終わりましたが、振り返ってみると花はそこそこ咲いたんです。
でも今年はなんかもう全然ダメでした。
まずうどん粉病が引くくらいひどかったし、今なんて黒星病で葉っぱが全部なくなった株が数本あります。ERのジュビリーセレブレーションとか京成バラ園のあゆみとか。
つるバラなんかもほとんど咲かなかったし(涙)
原因ははっきりしていて、3月途中くらいからゴールデンウイークまで消毒の類を一切しなかったから。
これ、毎年なぜかやる気スイッチがオフになるタイミングがあって、いつもは夏が終わったら何もしなくなるのですが、今年はそれがいきなり春にきちゃって。
正直「病気で葉っぱ全部落ちてもまた出てくるからいいじゃん」とか思ってましたごめんなさい。
今月からはちゃんとやります。(やってます。)
とまぁ反省ばかりではあるのですが、新たな発見もありました。
ここからはやっててよかった公文式的に買っててよかったバラ苗をアピール。
まずはロサオリエンティスのペネロペイア。
これは名前の由来がオデュッセイアと夫婦だからっていう訳の分からない理由で買ったものですが、去年は新苗だったので花はほとんど見たことがなかったのです。
そんで2年目の今年咲かせてみたらあーら素晴らしい。
思ったより花もでかいしグラデーション?というか浮き上がるような花色が素晴らしくて香りもいいので一気にお気に入りに。
これは今年迎えた大苗ですが、色が濃いわけじゃないんだけど華やか。
花つきよくて花も大きめ。香りもそこそこある。あとすごい丈夫そう。
アンドレエブって多分ローズドゥグランヴィルとかジュビレアンペリアルのが有名だと思うんだけど、他のブランドでも意外と似たようなのがあるじゃない。
でもピエールエルメは同じようなの探せって言われてもなかなかないと思うんだよなー。個人的超オススメ。
続いてデルバールのラ・ドルチェ・ヴィータ
これは黄色バラが欲しいと思って買ったのに思ったよりオレンジだったのでそれほど思い入れはなかったんですが、結構大きくなった今年はめっちゃ咲きました。
特筆すべきは花もちで、結構強めのティー香があるのに1週間以上は余裕でもちます。
樹勢も強いので、大きく育ったらもっと良くなりそう。
最後もデルバールからビエドゥー
これは平咲きで蕊もがっつり見えてっていうイメージと全然違う花が咲いたので去年までツイッターで文句ばっかり言っていました。
が、今年の1番花はホームページどおりの花が。
ビエドゥーさん、正直すまんかった。
シャドーストライプたまらん。
以上買っててよかったバラ苗でした。
2番花は葉を残せるよう頑張ろうと思います!!
2020年春 バラ開花記録 その①
バラを育てる者にとって待ち焦がれた季節がやってきましたねー。
世間は新型コロナウイルスの影響で外出自粛が叫ばれていますが、僕はもともと出不精なのでノーストレス、むしろ毎週末ずっと庭にいれるので例年より快適でさえあります。
さて、そんなこんなで我が家のバラも随分咲いてきましたので、このあたりで一度開花状況をまとめておこうと思います。
トップバッターは今年一番乗りで咲いてくれたラレーヌビクトリア。
去年側芽をむしりまくった反省を踏まえて今年は小さい芽も残すようにしたのですが、びっしり花をつけてくれて満足です。
今年またシュートが伸びてきたらもう少し上にも誘引してもっとボリュームを出したいものです。
ちなみに手前はプリンセスドゥモナコ。
この後コガネさんの餌食になり花がやられてしまいました( ;∀;)
右側の赤いのはイングリッドバーグマン。
ド迫力の大輪で個人的にはバラといえばこのイメージですね。
続いてはブルーフォーユー。
これは以前どこかのサイトかブログで見かけてずっと欲しかったんですが、咲かせてみたら色の出方が様々でとても面白いです。花付きもいいし香りもグッドです。
ただ、花付きが良いからか水切れが起こりやすく、下葉がちょっと黄変してしまったのは反省点。
次にディスタントドラムス。
去年新苗で買ってひたすらピンチを繰り返したのでまともに花を見るのは初めてでしたが、香りはそんなにないけど花持ちはいいし、写真のように咲ききった後もきれいなので一気にお気に入り上位に来た感じです。
この写真は恐らく今シーズンの我が家のベストショットとなるでしょう♪
夕方の薄暗い時に撮ったのですが、元々の花色とあいまってとても幻想的で柄にもなく感動してしばらくみとれてしまいました。
まぁ、目つきの悪い猫背の男が右手にハサミ、左手にゴミ箱をもって立ち尽くす姿は通行人から見たら不審者そのものだったと思いますが(^^;)
お次はデルイターのカフェラテ。
これも去年新苗で買って、秋に一輪だけ咲かせてみたら汚くてガッカリでした。
ところが今年まともに咲いたらあらステキ。大人な感じですねー。
香りもカフェラテというかミルクティーみたいで今まで嗅いだことのないとても独特な香りがします。
次、ウィークス(だったかな?)のミッドナイトブルー
これも去年新苗だったのでまともに咲かせたのは初めて。花付き良し。色も渋くて良し。
ちょっと前にドリュのミステリューズ買おうかなーと思ったことがあったんですが、これ見たらいらねーなと思いました。
最後はキャラメルアンティーク。
もうこの感じ最高にツボ。
咲ききってもこれ。あーもうダメ。
ただ、咲いたのはこれだけで他に蕾もないし、全体的に枝の伸びが悪いのが心配。超心配。
でもこれは仮に枯れても絶対また買います。キャラメル万歳!!
咲いてるのはまだまだあるんですが、今回はこれで終わり。
他のやつはこの後も随時まとめていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
庭の作業記録を残してみる
昨年12月、家人より「バラの鉢あれ何個あるんだ。風が吹く度倒れるし見た目も悪い。すぐになんとかしろ。」と厳命が下り、クリスマス前から地植えするための花壇作りを始めたのですが、3か月強かかってようやく一区切りついたので記録に残しておきたいと思います。
まずは作業前の庭。
なーんにもない。風情も何もあったもんじゃない。
もともとアメリカの家の庭でよくある?広い芝生に憧れがあったのですが、芝刈りが大変過ぎて1年たたず後悔しました。
よって、今回の作業は芝刈り負担を軽減させるという意味でも意義のある取り組みでした。
そんなこんなで正月休みと晴れた休日のほとんどを費やして完成したのがこちら
玄関ポーチから見る全景はこんな感じ。
さっきも書いたとおり芝刈りが苦行以外の何でもないので、本当は芝生を全部つぶしてしまいたかったのですが、GWや夏に姪っ子たちがBBQやプール遊びに来たりするため、今回は丸スコップを使ってL字型に芝を剥がしました。
この作業がね、本っっっっっっ当に大変でした。本当に。マジだよ。
芝の根って結構しっかり張るので、力ずくで剥がすのに腕はパンパンだわ腰は痛いわ足はガクガクになるわでもう一回やれって言われたら絶対無理。
日頃仕事してるよりはるかに疲れるんだから。
つーか家建てた時に外構業者に「やっぱ広い芝生ってアメリカみたいでいいと思うんですよねー。ここにゴールデンレトリバー歩かせたいんですよー。」とか言ったの誰だよ。欧米か。ここは日本だぞ。
まぁ結局ゴールデンレトリバーも飼えなかったんですが、代わりにポメラニアンのお姉さんがいるのです。この写真ではうるんだ瞳で早く散歩に連れてけアピールをしています。カワイイわぁ~。
話を戻します。
芝を剥がした後、どういう感じにしようか色々悩みましたが、昨年行った横浜イングリッシュガーデンにあるバラと色々な植物が植えてある狭い小径がとてもいいなーと思ったので、なんとなく近い雰囲気を目指して今日現在で25本のバラを地植えてあります。
通路部分は本当は枕木とかレンガとか埋めたかったんですが、地味に長さがあるのでお金が…ということで玉砂利を敷いています。
今は土の色が目立つので殺風景ですが、これから色々わさわさしてくれば横浜イングリッシュガーデンぽくなるはず。多分。
これはフェンス際の近影写真。
左上のつるバラはピエールさん。
その右にまだ育ってないけどルージュピエールとブランピエールがいるので、もう少ししたら見られるであろう3姉妹の競演に期待しています。
手前のブッシュは左からレディエマハミルトン、ダブルデライト、イングリットバーグマンです。
なお、僕は自分で美術的なセンスが全くないことを自覚してるので、濃い花色のバラの周りは淡い花色の宿根草、逆に薄い花色のバラの周りは濃い花色の宿根草といった程度は気にしていますが、それ以外は市販の本の写真をほぼ丸パクリで植えてます。
なので結構いい感じになるんじゃないかなーと( *´艸`)
ということで今回作った花壇はこんな感じでした。
今後は上級ガーデナーの方のブログなどを参考にお洒落なオブジェなども置いたりしたいですが、ひとまずは植物が上手く育ってくれれば言うことなしです。
ここまで長々と書いてきましたが、ついでに他の部分のバラの記録も残しておこうと思います。
これは玄関回り。
入り口階段部分にはにはジュビリーセレブレーションと薫乃とガブリエル、右側の花壇部分にはガートルードジェキルとムンステッドウッドという強香バラばっかり植えたので、5月は毎朝ここにレジャーシート敷いてお茶飲もう。
つるバラは右側がラレーヌビクトリア、左側がフランソワジュランビルです。
ジュランビルにはゆくゆくは上の白い壁面を覆ってもらいたいと思っているのですが、いけるかな…。
続いて門扉からアプローチ。
だいぶ地植えにしたとはいえ、まだ鉢も結構あります。
この辺は咲いたら随時ツイートしたいです。
道路側花壇。
ここには8本植えてありますが、手前のつるサマースノーの樹勢が半端なくて、奥のグラハムトーマスの存在感が薄れないかやや心配。
最後に道路側花壇の向かいにあたる東側壁面。
左がポールズヒマラヤンムスク、右がモンジャルダンエマメゾン。
どっちも白系の花なので、白い壁には合ってないのです。
ギーサヴォアとかユジェーヌイーマルリが育ち次第入れ替えたいのですが、でかいから引っ越し先がないんだよな。
とりあえず、2020年の我が家の庭はこんな感じです。
あー腰痛い。
手持ちのバラについて
前回の記事でも書きましたが、僕のガーデニング歴はバラ苗を植えつけてわずか3日、しかも水やりしかしてないのに「飽きた」とのたまった妻に半ば押しつけられる形で3年前から始まりました。
しかしその後しばらくは育て方を学ぶわけでもなく、水さえやっときゃいいんでしょの精神で病気などを放置した結果、最初に買ったゴールドバニーやファルツァーゴールドを枯らしました。
さらにその後、またもや妻の放言があり、怒った僕はついに栽培の勉強を始めたわけですが、今回はこの3年で購入&いただいた全バラ苗を整理しておこうと思います。
[デルバール]
ナエマ
ラ·パリジェンヌ
アンリ·マティス(台風で死亡後、挿し木で復活)
ラ·ドルチェ·ヴィータ
ビエドゥー
ギー·サヴォア(いただきもの)
[ロサオリエンティス]
シェエラザード
オデュッセイア
ペネロペイア
オルフェオ
エウリディーチェ
シャリマー
[デビッド·オースチン]
レディエマハミルトン
グラハムトーマス
ジュードジオブスキュア
ジアレンウィックローズ(いただきもの)
オリビアローズオースチン(同上)
ジュビリーセレブレーション
ガートルードジェキル
ムンステッドウッド
[メイアン]
ピエールドロンサール
ブランピエールドロンサール
ルージュピエールドロンサール
ボレロ
ピース
イブピアジェ
パパメイアン
[コルデス]
アイスバーグ
ピンクアイスバーグ
バーガンディアイスバーグ
ブリリアントピンクアイスバーグ
キャラメルアンティーク
[京成バラ園芸]
あゆみ
薫乃
[京阪園芸]
エトワールエネルテル
結(F&Gローズ)
[ドリュ]
アンナプルナ
[河本バラ園]
ガブリエル
[その他]
フリージア
ニコール
ラレーヌビクトリア
ポールズヒマラヤンムスク
モンジャルダンエマメゾン
フランソワジュランビル
つるサマースノー
マインミュンヘン
プリンセスドゥモナコ
イングリッドバーグマン
ダブルデライト
ミッドナイトブルー
ラバグルート
黒真珠
安曇野
数え間違えてなければ現在54本ありました。
もちろんどれも気に入っていますが、特に好きなのは
ボレロ
ナエマ
グラハムトーマス
この辺かなー。
どれも色が素晴らしいのです。
このあとは、5月頃予約済みの新苗
アブラハムダービー
エブリン
ジャストジョーイ
ドフトボルケ
ユジェーヌイーマルリ
グリーンアイス
が届くので、今年は少なくとも60本に達する予定です。
と、全部書き出してみて、自分の好みがなんとなくわかりました。
花色:白やアプリコット系の淡い感じが好きで、逆にビビッドなピンクや黄色は好みじゃない(濃い紫はOK)。青バラにはなぜか興味がない。
花形:これというこだわりはないが、大輪で蕊が見えて丸弁平咲きのバラ(写真みたいなやつ)は何をどうやっても嫌い。
香り:品種の説明文とか見てると「ダマスクにスパイスやブルーが混じった強香」とかあるけど、ホントにわかって言ってる?って正直思っている。つまり細かい違いなんてさっぱりわからないのでなんでも好き。
だいたいこんな感じでしょうか。
色の好みはこれまで結構変わってきて、バラにハマった当初は華やかな色のバラが多いデルバールが好きだったんですが、最近はERなんかに多い淡い色味のバラを買うことが増えてきました。
また、僕はシリーズ物は揃えないと気が済まない収集癖があるので、手持ちの中だとアイスバーグやピエールドロンサールなど、枝変わりが多い品種は集めています。
昨年庭にフェンスを設置して誘引スペースが増えたので、ピエール三姉妹はようやく揃いましたが、アイスバーグはブラッシングアイスバーグなるものがまだあるのであと一歩です。
ついこないだまで殿堂入りのバラも全部揃えようと思っていましたが、あまりに好みじゃないのがいくつかあったのでこれは諦めました。
無理に集めてもバラが可哀想だしね。
正直なところ最近管理がきつくなってきてるので、去年から数増やすのはもうやめようと思っているのです。
いるのですが、通販サイト見てるとなんでか右手人差し指が購入ボタンを勝手にポチっとしちゃうんですよねー。
人体って不思議だなー。
ブログを始めてみる。
これまでバラの管理記録や作業記録をツイッターでつぶやいていたのですが、バラ苗もだいぶ増え、文字制限のあるツイッターだと書きたいことが書ききれないことも増えてきました。
そこで、普段から色々アドバイスをいただいているツイ友さんにアドバイスいただき、ブログにて作業記録を残していきたいと思います。
記念すべき一発目は、今拙宅の庭に作っている花壇スペースについて整理してみようと思ったのですが、今日は曇りでいい写真が取れなかったため、ガーデニング歴について振り返っておこうと思います。
まず、僕はもともと植物にはまっっっったく興味がない人間だったのですが、4年前にアパート暮らしから今の家に移り、庭が出来ました。
そんなある日、妻が僕にこう言ったのです。
妻「やっぱりさー庭が出来たからには花がなきゃダメだと思うのよ。」
僕「うんうん。」
妻「でも道路沿いのフェンスのとこには花壇も何もないじゃん?」
僕「うんうん。」
妻「アンティークっぽいレンガの花壇なんかあったら素敵だと思うのよねー。」
僕「うんうん。」
妻「でも業者さんにお願いしたら高いじゃん?」
僕「うんうん。」
妻「だからさ、ホムセンでレンガとモルタル買ってきてさ、作ってよ。」
僕「うんう…………ん?」
ということで、ズブの素人が作った(作らされた)花壇がこれ。
自分ではなかなか上手くできたと思っているのですが、11月~12月に作ったので寒くて本当に大変だったなー。(遠い目)
で、翌春ここに植えるバラをジョイフル本田宇都宮店まで買いに行き、ゲットしたのが
・ファルツァーゴールド(一度も咲くことなく死亡)
の黄バラ3種類でした。
自分の中で初めて買ったのはアイスバーグだと思い込んでいたのですが、なぜこれらを選んだのかは今も謎。
そんなこんなでバラを植え、妻の楽しいガーデニングライフの始まり始まりーのはずでしたが、一週間経たずに事件が起きます。
植えつけ直後は毎朝水やりをしていたのに、4日目あたりからやらなくなったので、恐る恐る聞いてみました。
僕「水やりは?」
妻「今日はしてない。」
僕「しないとまずくないかい?」
妻「うーん、なんかもう飽きちゃって。」
後にも先にもこの時ほど自分の耳を疑ったことはありません。
クッソ寒い中モルタルをこねてレンガを積んだあの日々は何だったのか。
僕「(絶句)」
妻「明日からバラの世話お願いね。(満面の笑み)」
以来、僕の趣味はガーデニングになったのでした。